thu13.feb.2020
金沢高校サッカー部のGKトレーニングを行いました。
昨年暮れからの指導が始まり、現在はGKの基礎的な技術・フィジカル・身体操作などメインテーマにトレーニングを行っています。
今回は【セービング技術】をベースに、準備・動き出しにおける足首の剛性・大腿部の強化というサブテーマを設けて、ゲーム形式のトレーニング中には個別に。その後、全体でGKトレーニングを行いました。
足首の剛性は、短い設置時間でミニハードル連続ジャンプすることを求め、さらにそこから構え・反応・動き出しへとリンクさせ、意識させました。
大腿部、臀部の強化はコア(腹圧を高めて維持)への意識と共に高いハードルジャンプを連続で行った後にシュートストップやダイビング、ディフレクションと「GKテクニック」の発揮とのリンクを行いました。
複合的なトレーニングでは、『ハイボールキャッチ後に素早くポジショニングを取り、シュートに対応する』トレーニングを行いました。
やはりこうした複合的(比較的試合に近いシチュエーション)になると、重心移動と修正やそれを生かしてシュートストップに移行するスムーズさと、その安定した発揮に陰りが見え、いかに「テクニカルトレーニング」「エクスペリエンストレーニング(試合もしくは試合に近いシチュエーション)」の際に発揮するうえでズレが生じるかがわかりました。
これはどのカテゴリーでも言えますし、ましてや新しい技術の習得などの際には往々にぶかる壁です。
大事なことは、しっかりと自らが自覚し、気付くことで自己分析や修正・改善につながります!
こうして、「膝抜きの重要性」や「プレジャンプの意味・使い方」を知ると思います。


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