毎週GKトレーニングを行っている横須賀ライオンズSCでは、今回「シュートストップ:準備」をテーマにボールと相手に合わせたポジショニング(修正/維持)や構えを意識したトレーニングを行いました。
なぜ、ゴールライン上もしくはほぼその周辺に留まるのか?
なぜ、必要以上にニアサイドに寄るのか?
反対に、横への移動が疎かになりニアサイドを開けてしまうのか?
なぜ、移動と共に構えが崩れてシュートに反応できないのか?
これらの良くあるシーンを切り取りアプローチしました。
基準を設けること①
まずは、構えを定型化する。
これは、今回のテーマに限らず常日頃から、プレーの基準のひとつに距離に応じたいくつかの構えの基本を記し、練習において距離やシチュエーションを設定する際に構えの基準を示すことです。
今回は近距離もしくは、中距離を想定していますので、歩幅や姿勢、手の位置はベーシックなかたちとなり、ボールとの距離が縮まった際に低い姿勢に切り替えるイメージです。
基準を設ける②
次にポジショニングです。
今回、ゴールポスト寄りの位置から、キャッチング後にボールがパスされる方向に対してポジションを取り直します。
ここでは、最短距離でゴール中央と両ポストとボールを結んだライン上に自分が位置することがポイントになり、さらに「最短距離で」いうのが、ゴールライン上に留まってむやみにシュートコースを開けてしまうことを避けます。
ある意味で積極的な守備と捉えることも出来ますが、シュートコースを空間的に把握できることと、自身のアクションできるスピードとパワーも理解する必要があります。
これらをダイレクトシュート、ツータッチシュートと派生させて行いました。
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