top of page
  • 執筆者の写真tikedacoach

GKアクションを考える<サイドボレーキックの構成要素/強化>

GKアクション

ゴールキーパーのプレー一斉を「GKアクション」として、それぞれの技術の構成要素を定義して、選手とコーチの共通言語とする。


今回、モダンGKの必須技術として多くの育成年代のGKが憧れるプレーのひとつ「サイドボレーキック」について、構成要素と強化(トレーニング)をご紹介します!


サイドボレーキックはパントキックのひとつ

まずはサイドボレーキックは、「パントキック」という“手で持って蹴る”というプレーの中のひとつで、ディストリビューション(配球)の場面で用います。

種類として縦方向に蹴り上げるボレーキックバウンドの上り際を蹴るハーフボレーキック、そして脚を横から蹴り弾道を低く抑えるサイドボレーキックに大別されます。

サイドボレーキックの構成要素

サイドボレーキックはいったいどのような要素で構成されているのか?

①プレー選択(蹴る、目標・方向の決定)→トス→③踏み込み→④テイクバック/脚を上げる→⑤インステップへのインパクト→⑥ひざ下の振り下ろし/フォロースルー

以上が主な構成要素です。

強化方法は?

前述の「構成要素」①~⑥の中から、いくつかの動画と合わせて体の使い方、強化と意識的にな取り組みにより、サイドボレーキックを安定的に発揮できるようになります。


上半身の安定/脚を引き上げる筋力強化

「構成要素」④テイクバック/脚を引き上げる


エクササイズ応用編

「構成要素」⑤インステップへのインパクト

腕伸ばしサイドプランクで投げられたボールを蹴り返す

②肘着きサイドプランクで投げられたボールを蹴り返す


ボールトレーニング

「構成要素」④テイクバック/脚を上げる/⑤インステップへのインパクト/⑥ひざ下の振り下ろし/フォロースルー


サイドハーフボレーキック
サイドボレーキック

今回ご紹介した「サイドボレーキック」の強化のためのエクササイズや意識づけは、フィールドプレーヤーに応用できますし、GKの試合中のプレーにはブレイクアウェイ時などのクリアやフィードも絡んできます。そう考えるとこうした体の使い方、ボールへのアプローチなどの技術の強化はチームトレーニングだけでは補えないこともお分かり頂けると思いますので、こうした時期に上手く活用して頂けたらと思います。


FreeFootballCoachではパーソナルトレーニングやチームトレーニングのご依頼も受け付けております!!

ぜひ、お気軽にお問い合わせください!

閲覧数:106回0件のコメント

最新記事

すべて表示

外部指導者という枠組み

新年度から3ヶ月以上が経っておりますが、今年度市内3校の「外部指導者」の委任を受けさせて頂きました。 外部指導者の目的とは 何の保証も契約もない、お金や名誉ではない。 ただただ、自分の生まれ育った地域で、「機会の創出」を続ける。 その意味は、もっともっと先の未来で、ほんの少しだけ垣間見える程度のことかもしれませんが、僕ができることで他の人がやらないこと。をスポーツという大枠で捉え、サッカーやゴール

bottom of page