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対外試合を通して

執筆者の写真: tikedacoachtikedacoach
結果は準優勝。だけど…

外部指導者として携わる松浪中学校サッカー部の1年生による、なぎさカップが開催されました。

テスト休みや予定が合わないなど久々に1年生の対外試合を見て、指揮することとなりました。


結果としては決勝戦で大量失点により負けてしまいました。

全試合通して、個人の成長を推し量る機会でしたが、日頃の取り組みが見られる選手がいる一方でなかなか意識の部分で向き切っていないところもあったりと、様々な気付きとなりました。

いま必要なこと

U12やU13のおける「基礎技術」「基礎体力」への取り組みが相当重要です。

これは、技術の習得となるので、指導におけるコーチングも去ることながら、各技術の構成要素の理解とそれを教えるティーチングの要素が重要です!

例えば、インサイドパス(キック)はどのような構成要素があるだろうか?

足首の角度やインパクトのタイミング、軸足の位置など。これらは「教える」という観点と「分析」において理解しておかなければなりません。

我々は、いまこの基礎技術の向上とそれらを試合で発揮するテクニック(判断&ボール扱い)へと昇華が課題となっています。

練習と試合の違いを理解すること

練習では出来るが、試合では発揮できない。ことは多々あります。

いかに練習として、技術の習得と試合の状況下での発揮。判断や見るなどの情報収集の個人戦術面では、相当な時間と指導としての辛抱は拭えません。

ですが、『技術の積み上げ』とチームのやりたい事を段階的且つフェーズ分けでアプローチしないと神経系の発達がピークを迎えるいわゆるゴールデンエイジでの即座の習得へと導けなくなります。

この点は常に念頭に置いて指導にあたりたいですし、広く地域レベルでの取り組みへと落とし込まなければならないと痛感する機会ともなりました。


 
 
 

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