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FreeFootballCoach/GK Consultant~GKクリニック~

執筆者の写真: tikedacoachtikedacoach

フリーランスコーチというスタイルで育成年代のGKを中心に指導の機会創出を念頭に活動しています。 この度、神奈川県の少年団チームの5年生のGK5名を対象に「GKクリニック」を開催しました。 ほぼ専門的な指導を受けた事のない、選手と指導に当たられている指導者(親御さん)には、トレーニングとその意図を説明しながら進行しました。 ー簡単なメニューにしっかりと意味を含ませる 今回は、大きく3つのフェーズに分けてトレーニングを行いました。 ①ウォームアップ ②シュートストップ(ポジショニング) ③キック この3つのトレーニングカテゴリーをそれぞれ解説しますと…

①ウォームアップ まずは上半身の関節の可動域を上げるために大きく、腕を回したり、足を動かします。 次にステップワークを指示行動する上で行いコーディネーション(再現性、リズム)を養うのと併せて心拍数をあげていきます マーカーを使ったステップで、難易度やスピードを徐々に調整してしっかりこれから"GKトレーニング"を行う体と思考の準備をします。 そして、ボールフィーリングでボールを手で自由自在に扱える事はGKの特性を最大限生かす為に必要であり、動作難しい時に体全体をどう上手く使ってコントロールするかは自ら思考する「工夫」も大事な要素と捉えています。 ②シュートストップ(ポジショニング) 今回はポジショニングにスポットを当てて、ゴールポストとボールを紐で結びその中心とゴールの中心を結んだライン上にポジションを取る、という基本的な技術のトレーニングを行い更にボールの移動に伴う修正とシュートへの反応をトレーニングしました。 ③キック これは、「プレスキック(ゴールキック)」と「パントキック」のそれぞれポイントと"いつでもどこでも一人でもできる"トレーニングを紹介しました。 プレスキックのポイントはインパクトです。 いかに強く、ボールへ100%力を伝える事ができるか。を立ち足の位置、助走の取り方、蹴り足のポイント、にアプローチしました。 まずはインパクトできて、そこから更に「遠くに飛ばす」という順に考えてもらいたいです。 プレスキックについては、蹴る方向(軌道)に足をしっかりと振り上げる意識と、膝下の振りを"ドロップキック"を使って養う方法を紹介しました。 その後は、コーチや他のフィールドプレーヤーの選手達と混ざりゲーム形式で締め括りました。

ー総括、そしてこれからも活動の発展と継続を目指します 今回、コーチの方々にも指導ポイントを説明しながら、また動画撮影、メモなどに記録を取って頂きまして、ぜひ今後にも活かして頂きたいと思いますし、こうした方々の為にも自分に出来る事でサポートを出来ればと思います。 やはり今回改めて「GKの専門的なトレーニング」を行う機会を増やしていきたいと思います。 それは日本のサッカー界に関わる者として、使命感をもっていきたいと思います!


 
 
 

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