
なぜGKコーチではなく、GK Consultantと名乗るのか?
まずはそもそも、なぜGKコーチではなく、GK Consultantと名乗るのかについてですが、これまで何人ものGKを指導したり、チームを指導したりしてきた中で、人の成長とサッカー(GK)の原理原則や普遍的な要素を考えると、コーチとして主観的に捉えたテクニックの話や指摘、修正は目の前の選手にとって「=成長」ではないんじゃないか?と、ある種の疑問を抱くようになり、一時期”現場”を離れて人の成長やサッカーの持つ特性、様々な知見に触れた事で、徐々に考え方も変わり、これまでの疑問は確信に変わりました。
「GKの指導を通して、何を伝えたいのか?」常に自問自答を繰り返して、見えてきた事を現在実践しています。

より多くの子ども達にGKトレーニングをー
大切な事は選手が自ら目標・課題を設け、問題に気付き解決する力を養う。競技的な成長と人としての成長を両面で、GKの特性を活かしながらトレーニングやコーチングに反映させて、サポートする事で指導者と選手それぞれの観点や価値観を持ち寄り、より良い物(理想の自分)に向かっていく事が理想ではないかと思い実践しようと思った時に、「コーチ」ではなく「コンサルタント」と名乗りました。
コンサルタントの定義や目的は、改善や修正について指摘や指南を行い、最終的にはコンサルタントがいなくなり自分自身で修正や改善が出来る「マインド」を育む事と考えます。
私自身こうして見ると、決して育成年代のみに指導が必要ではなく、必要な人に必要なサポートを行うというモチベーションになります。
大前提に人は体も心(頭)も成長しますし、サッカー選手も練習をすれば「出来る事」はきっと増えるでしょう。ですが、サッカーやGKをプレーする事で人のどの部分に影響するか、逆に人の成長の過程とGKがうまくなる事にどんな影響が相関しているかはハッキリしていないと思います。
特に育成年代をみる以上は、その大前提は忘れず選手、試合の分析、練習方法などに落とし込みます。
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