無情にも終了のホイッスルは鳴り響いた。
ピッチに崩れて、立ち上がれない。
仲間の肩を借り、ようやく歩くことが出来る、疲弊し切った姿。
ただただ、泣きじゃくり、地面を叩いて悔しさを表現する者、ただ一転を見つめ放心状態の選手。
あと一歩に迫った県大会への出場。前人未到の春夏の地区大会の制覇。
そんな期待と希望は約15分での逆転によって潰えました。
いま改めて自分の役割を思う
私は今、サッカーを通して「育成年代」と関わらせてもらっている中で、大きくテーマに掲げている事があります。それはマインド(思考)へのアプローチです。
それは決して「考えろ!」という単純なものではなく、ビジョンを持ち目標を設定し、目的を持ち日々積み重ねを行い、その結果と過程を検証を常に自分自身をアップデートしていく、自らの意思を持つ事です。
それがひとりの大人として、子ども達に自分の経験を強要するのではなく、還元できる事です。
それは新たな情報や知識、知見を彼らに与える事でもあります。
大会を振り返り現状と未来に思うこと
どの勝ち負けにもそれぞれの価値しかないですが、こと”最後の大会”に関しては負けたら終わりという、別の要素があるわけですね。
そしては彼らは全員、勝とうと必死に”頑張った”わけです。
その結果、冒頭のような”姿”となりました。
そんな姿を見て、私に出来る事。私にしか出来ない事を考えました。
それは「頑張り方」に様々なアプローチのし方がある事に気付かせてあげる事です。
これが顧問である”先生”と”社会人”の私が一緒に出来る事の大きなメリットです。
気になる次なる一歩とは
新チームとなり、軸となる選手が変わっていく中で、GKの重要性は今後かなり浮き彫りになってきます。なので、まずは総合的な能力の向上が必要です。そのアプローチの仕方には色々な方法、ツールを使っていきます。
その取り組みには「マインド」へのアプローチもあり、ここに「人の成長性とサッカーの競技性」を合わせるのです。
育成年代の中でも細かく分かれるかもしれませんが、まず一定の枠を設けてそこでの強制と自主性を養っていきたいと思います。
能力やアクションの分析も細分化し、指導者には指導者の、選手には選手のそれぞれの”責任”は明確に、今後のミッションを全うしたいと思います!
余談ですが、そもそも学校生活がある程度?かなり?の強制の中にあるわけですが…だから部活は解放感に満ちているのかと、ふと思ったりします。
彼らの”爆発力”に期待して、準備を進めたいと思います。
またこの場を借りて情報発信していければと思います。
そんな中、多くの育成年代のGK達にリアルの場も提供したいと思ってクリニックの開催を予定しています!
ぜひ下記、ご覧くださいm(_ _)m
<クリニックのお知らせ>
日 程:
①8月5日(土)14:00~16:00
②8月26日(土)14:00~16:00
③8月26日(土)16:00~18:00
場 所:
堤多目的公園(茅ヶ崎市堤1316)
対 象:
小6~中学3年生
参加費:¥2,000
問い合わせ:
t.ikeda.coach@gmail.com / 090-4177-4707 <場面別シュートストップの極意>
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