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GKのアクション分析#1 ~夏の大会を制した守備力の2つのポイント~

tomoya ikeda

先日、見事春の大会に続き、茅ヶ崎での夏大会を制した松浪中学校。

湘南大会での躍動と県大会への出場に向けて最終の仕上げに入っているチームにおいて、GKコーチとして大会を通じて伝えたかった事について綴ります。

ポイントは二つ。

1つ目は”トーナメント方式である以上、勝利以外に何も残らないという事”

2つ目は”その為にいかにスコアを動かさずに試合を進行できるか”→ブレない。動じない。

トーナメントの特性上、PK戦も含めても勝敗を決める。

これは明らかに戦い方への影響も出る。なので、いわゆる”流れ・空気感”も含めてGKを筆頭に守備に置いての安定感を発揮し続ける事が非常に大事になってきます。

今回、大会を戦う中で私はGKとDFラインのセットでいかに守るか、それを結果を出しながら積極的にトライさせる事を促しました。

今大会は通常の大会以上に様々な要素(上位入賞、引退)があり、各チームにおいてそれが勢いとなり、プレッシャーともなるような大会の流れとなりました。

時には1点を守り切ったり、取って取られての展開であったり、追いつかれる展開を凌ぎ切ったり、と様々な場面が見られた。

そんな守備陣の健闘を称えつつこういった”経験”を勝ち続けて得ながら更なるステージへと歩みを続ける。というのは非常に大事だ。

そもそもGKの極意は、”100%の可能性のゴールチャンスをどこで、いかにして可能性を削いでいくかをすべての作業を実施できるか”にある。

その為には、チームビジョンを掲げ、目標を持ち、サッカーの特性を理解して、自分に出来る事、チームで出来る事を日頃から積み重ねていく事である。

この点は、また追って細かく紐解くとします。

まずは県大会出場に向けて今週末の「湘南大会」ベスト4以上を目指し、準備を進めよう。

【クリニック開催情報】

8月5日(土)14:00~16:00@堤スポーツ公園(多目的広場)


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