育成年代からアマチュアカテゴリーそして世界トップクラスにおける失点を防いだスーパーなプレーを解説ー 今回はリーガとプレミアリーグからビッグクラブで活躍する二人のベテランの地味だが失点のリスクを確実に回避したプレーを紹介。 ①「ナバスの連続動作」 ②「ブラボのスライディング」 ①ナバスの連続動作 レアルマドリーの守護神ナバスですが彼の特徴はさほど体格に恵まれてないのを補って余りある"反応の速さ"と"身体能力"です。 今節のアラベス戦で繰り出したのは、ミドルシュートのセービングからのルーズボールへのフロントダイブです。
この無駄のない動作とスピードはさすがですし、コーディネーションが少しでも乱れたら相手の方が先に押し込んでたでしょう。それくらいビッグなプレーです!
【参考】Real Madrid vs Alaves 4-0 - All Goals & Extended Highlights - La Liga 24/02/2018 HD
7:38~7:47 https://youtu.be/WZRBSpDh89A



②ブラボのスライディング カラバオ杯決勝のアーセナル戦で見せたペナルティエリア内にも関わらず相手のスルーパスに対して手で捕球するのではなく、スライディング処理をしたシーン。 本来はペナルティエリア内であれば手で行くことをトレーニングなどを通して徹底されると思いますが、「持っている技術を必要な時に確実に出せる」かは経験を積んだベテラン選手ほど、思考の柔軟性も相まって出来るのではないかと思います。 もちろん結果的にはディフレクションしてルーズボールになったので御の字ではないですが、恐らくブラボ選手の中でこれを手で行った場合に相手の方が先に触って、フロントダイブで倒れた体の上を越すチップキックや足を掛けてPKを与えるリスクも想定したのではないでしょうか? フロントダイブを使う時の状況把握は非常に大事で時にはスライディングをした方が良いこともあります。 例えば、以前紹介した記事では、フロントダイブに限らずGKのプレーは点で考えると非常に難しく線で見る、考えてプレーする必要がある事にもま触れました。
今回のブラボ選手のプレーはもしかすると手で行った方が確実に捕球できた可能性はありますが、しっかり判断してプレーする大事さの出たプレーだと思います。 【参考】ARSENAL VS MANCHESTER CITY 0 - 3 | EXTENDED HIGHLIGHTS & ALL GOALS 25/02/2018



