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GK Training Report ~パントキック~

tomoya ikeda

GK Action 【パントキック】の改善ポイントについて、特筆していきます。

今回、2週間の間を空けてパントキックの確認をしましたが、下の写真は①~③の一連の動作をbefore/afterで分けて解説していきます。

①助走をはじめボールをトスした瞬間

②ボールをミートする瞬間

③ボールをミート後の体勢

before:バランスや筋力の影響で、軸足で態勢を維持し切れず、左に流れる。ミートの瞬間から振った足の影響でボールは左に。足を横からではなく、蹴り上げる格好になるので軌道も山なりになる。

after :トスの瞬間の体勢が保てている。そこから腰を上手く使って右側(体の内側)からボールに力が伝わり、しっかり足も振れるので軌道の安定と飛距離が確保される。蹴った後も姿勢が安定している。

①体勢が保たれているので、ミートの安定につながり、足も上がる/しっかり振れる

②ミートの瞬間に力が逃げないので、ボールに力が伝わり飛距離を確保できる

③ ①、②が安定しているので、蹴り脚(右足)が体の近くでしっかり着地している

総体的なアプローチとしては、「フォームを安定させる」「しっかりミートする(当てたい所に的確に当てる)」「飛距離/精度を認識する」

原則的にどうしてボールが飛ぶのか?

その為にどういうフォーム(足の振り方やボールのトスの仕方、位置など)とボールのどの部分をどう当てたら思った所にコントロールできるのか?

根本的な説明と理解の上で、最終的に自分の型に出来るかーが大事です。

そこには、動画のチェック、筋力やバランスを養うエクササイズでアプローチしたり、様々です。

また、1カ月単位でテーマを設けているので、【ディストリビューション】をピックアップする時期は来ます。その時には、次のステージ、課題を自らも実行できるような思考も持ってもらいつつ試合や普段の練習に活かしてもらいます。

今回は非常に良い例として、選手本人たちも「気付きと自覚」を持って、自ら試行錯誤してくれたようです。ミスや様々な要素から自分にフォーカスして、改善・向上に活かすというのは、GKはもとより人間の成長の中でも大事な要素だと思います。

***1カ月間無料でGKトレーニングを指導します!!***

FreeFootballCoach/GK Consultantでは現在、フリープランとして1カ月間4回のトレーニングと試合のチェックを通じて、GK Action(キャッチング・セービング・パントキック・ハイボール・戦術/戦略)の課題にアプローチします。

お問合せ

t.ikeda.coach@gmail.com


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