top of page

想いについて

tomoya ikeda

Free Football Coachとしての活動をスタートして早2ヵ月が経ちます。

この度、「GKクリニック」を開催する運びとなり、ブログを通して情報発信や実際の活動報告なども出来ればと思います。

今回は、こうした活動をしようと思ったきっかけや自分自身について、書かせて頂きます。

まず、現在は神奈川県社会人リーグ1部リーグに所属するフットワーククラブで選手として活動しています。

ゴールキーパーを始めたきっかけはサッカーを本格的に始めたのと同じですが中学校の部活です。

当時は「サッカー部」か「帰宅部」という選択肢の中でサッカー部を選び、それと同時にやりたいポジションがGKだったわけです。理由は単純で、”シュートを止めるのが楽しかった”からです。

当時は正直何も考えずにやっていたなと振り返ります。もっと専門的な練習や知識など得れれば、良かったなと。そんな中3年生の時に一度地元の社会人チームのGKの方々が合同の「GKクリニック」を開催しました。もちろん参加しまいしたし、少しの時間でしたが、練習内容やアドバイスを聞きながら有意義な時間となりました。

その後、進学を考える時期となった時に「サッカーを上手くなりたい」と留学する事を考えました。「とにかく早く、1年以上行く」そんな想いで、中学を卒業後は昼間に働き、夜は所属していたクラブチームユースカテゴリーで活動をしていました。そのクラブがフットワーククラブでもあります。

その3年後18歳の時、ブラジルに1年間の留学に行きました。

異国の地で、1年間という限られた時間、サッカーが日常にある文化に触れながら、専門的なトレーニングなどを通じ、色々な面で成長する事が出来ました。

そして19歳の時に帰国し、様々なクラブの中でどこに所属をし活動するかを模索していましたが、最終的にフットワーククラブTOPチームに入団しました。

20歳を過ぎ、これから先の事、生きていく中でサッカーが占める自分の成長に必要な要素について悩む時期が訪れます。

「もっとうまくなりたい、試合に勝ちたい」と思う一方、「ただサッカーが好きで、楽しむだけ」の限界でした。

そこで考え方の根本に【サッカーと人生を徹底的にリンクさせる】ようになりました。

もちろん、結果だけに一喜一憂していられないですし、そうなると答えも出ないですし、何を持って”良し”とするか基準が曖昧になりましたが、ただその後チームを移り新たな環境でサッカーをやらせてもらう事やそういった環境を支えてる人、一緒に戦った仲間が増えたお陰で今も選手としての存在価値や活動する意味に気付かせてもらいました。

そういった経験と共に「選手として頑張る」だけではなく、人の成長の中に”サッカー”や”スポーツ”の持つ成長性と育成をリンクさせる事にの大きな意義があることに気付きました。

それはサッカーと別の活動が増えていく中で、色んな機会や経験を通して感じた事です。

そして、具体的に「自分に出来る事」を考えた時に”中学生の時のGKクリニック”を思い出しました。

GKを教えるコーチや、動画をはじめ情報を得やすい時代ではありますが、”リアル”なトレーニングに触れる機会の少ない志を持ちながら現状に困っている選手やチームがありました。

今、そういった方々に対して自分の知識、情報、経験を伝える事が出来ると思い、指導させて頂く機会を頂いています。

私に出来る事は「GKの技術」と「それを発揮するための考え方」に気付いてもらう事です。

「好きこそ物の上手なれ」

私自身もっともっとアンテナを張って、情報のキャッチもそうですが気付きを増やしていく事。

そして、関わる子ども達にも多くの気付きと自覚を与えられように取り組んでいければと思います。

今週、いよいよ「GKクリニック」を開催します!その前に今一度、自分の想いを再確認する機会にしました。


最新記事

すべて表示

スポーツの可能性

日本にとって今回最も衝撃的なニュースが報じられた。 タレントの志村けんさんの死だ。 私にとってまだまだ対岸の火事のような感覚が拭えなかったが、相当な悲しみと共にある想いに冷静に直面している。 それが「スポーツの可能性」についてだ。...

bottom of page